田中宇の国際ニュース解説 無料版 2026年3月7日 https://tanakanews.com/260307nuke.htm
トランプ米政府はサウジアラビアへの核技術供与を容認しており、これは多極化する世界で「極」となる諸大国に核武装を促す動きの一環だ。サウジはパキスタンから既に核を入手している可能性もあり、軍事的に弱いサウジを核武装させることで、イランに対する抑止力にするのが米イスラエルの狙いである。
背景には、米諜報界を握る「リクード系」と多極派の相克がある。リクード系はイスラエルの地域覇権を確立するため、イランを弱体化させる一方で、日本を高市政権化して英国系(平和主義)や中国の影響から引き剥がそうとしている
。日本が多極型世界の「極」として自立するには、中国の核の傘に入るのでない限り、独自の核武装が不可避となる。高市政権下の核武装肯定発言も、リクード系が主導する米国の要請(加圧)によるものと考えられる。核武装は民意に関係なく、上層部の判断で進められていく。
