アフガン人4人日本に タリバン政権の中で自力退避(2021年9月13日)

 タリバンが暫定政権を樹立したアフガニスタンから自力で退避した10人のアフガニスタン人のうちの4人が12日夜、日本に到着しました。

 日本政府関係者によりますと、成田空港に到着したのは日本政府が退避の対象としているJICA(国際協力機構)のスタッフとして働いていた2人とその家族、合わせて10人のアフガニスタン人のうちの4人です。

 この10人はアフガニスタンから陸路で隣国パキスタンの首都イスラマバードに自力で退避していたということです。

 13日にかけて10人全員が中東のカタールを経由して日本に到着する見通しです。

 タリバンが実権を握ってからアフガニスタン人が日本に退避するのは初めてとみられます。

 日本政府はカタールに臨時事務所を設置して退避支援を行っていました。
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