【独自】日本大使館警備のタリバン「業務再開を」(2021年10月7日)

 アフガニスタンの日本大使館を警備していると主張するイスラム主義勢力「タリバン」の司令官が、ANNのインタビューに応じ、安全を保障したうえで早期の業務再開を求めました。

 タリバン、ヒジュラ司令官:「わたしたちが配備されて以降は日本大使館のすべてのドアと窓は閉鎖され、誰も立ち入ることはできなくなっている」

 カブールの日本大使館がある地区はタリバンによって封鎖され、入り口にはタリバンの旗が掲げられています。

 アメリカ製の装甲車も配備されていました。

 周辺は各国の大使館が集まる地区ですが、タリバンの戦闘員以外、ひとけはありません。

 高い壁と有刺鉄線で囲まれた日本大使館の扉は完全に閉められ、タリバンが警備を開始して以来、誰も中に入っていないということです。

 タリバン、クドラ警備担当:「安全に関する心配はないので大使館の外国人スタッフは戻ってきて業務を再開してほしい」

 タリバンは5日、イギリスが派遣した特使と会談するなど、外交関係の正常化に向けた動きを活発化しています。
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