アフガンのモスクで爆発 タリバン関係者追悼行事中(2021年10月4日)

 アフガニスタンの首都カブールにあるモスク近くで爆発があり、複数の死傷者が出ました。モスクでは当時、イスラム主義勢力「タリバン」関係者の追悼行事が開かれていました。

 現地メディアなどによりますと、3日午後、首都カブールにあるモスクの入り口付近で爆発が起きました。

 このモスクでは当時、タリバンのムジャヒド報道官の母親の追悼行事が開かれていて、多くの出席者が集まっていたということです。

 この爆発で少なくとも民間人5人が死亡、けが人も複数いるということです。

 また、AP通信はタリバンの戦闘員にけが人はいないと伝えています。

 これまでに今回の爆発に関する犯行声明は確認されていませんが、行事の出席者を狙った爆弾テロの可能性があります。

 アフガニスタンでは先月もタリバンの戦闘員を狙ったとみられる爆弾テロが各地で相次いでいて、それぞれ過激派組織「イスラム国」系の勢力が関与を主張しています。
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