耳コピのツールを紹介 聞々ハヤえもん

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se371704.html
私の経験の中で見つけ出したのは、プレイヤーは紹介の聞々ハヤえもんとヘッドフォンはSTAX(SR-303とSRM-252Aで十分)の組み合わせです。
ヘッドフォンも大事ですが、どちらかといえば、ヘッドフォンはしょぼくても聞々ハヤえもんのほうが重要です。
耳コピとは、あのボーカルが爆音で鳴っている中で、どうやってバックの些細な音を聞き取っているのか?と思うかもしれません。カラクリがあります。
普通のプレイヤーでは、ボーカルが爆音過ぎて、無理です。また恐ろしく細かい音がバックで鳴っていることもあります。
爆音の中で人のささやきを聞き取るようなものです。
聞々ハヤえもんなら、不要な音域をそれぞれの音域に合わせて、削り捨ててしまえば、MIDIのミュート再生ほどではありませんが、かなりクッキリ爆音に埋もれていた音がクッキリと浮かび上がってきます。
曲には、左右の位置を示すパンや音域があります。それらを設定で一定の部分だけ鳴らしたり、消したり、遅くすると耳コピは格段に容易になります。
たとえば、サビで鳴っているハモリも、ボーカルを消せばハッキリと聞き取ることが出来るはずです。
左右に激しく揺れる音もモノラルや左右片方だけでゆっくりにして聞けば、それぞれ簡単に採譜できます。
私自身、聞々ハヤえもんを使い始めてから、普通のプレイヤーで聞いていたときと比べて、耳コピのクオリティは40%は上がったのではないかと思います。激しくグリグリに動き回る不規則なベースもちょちょいのちょいです。
また、耳コピ以外でも編曲技術を学ぶのに最適です。聞々ハヤえもんで聞けば、曲に組み込まれた技術があますことなく吸収できます。私は通常時も聞々ハヤえもんで聞いてます。このソフトを使うまでは、サウンドの編集ソフトで速度やEQなどを変更した膨大なファイルをつくらなければなりませんでした。その手間は一切かからなくなりました。
このソフトのおかげで、「これは無理だろう」という途方もない難問も解けるようになってきました。
是非皆さんもお試しください。
このようなすばらしいソフトを開発頂いた開発者の方には心より感謝申し上げます。
今の私なら、前に作った耳コピしたものより、格段にハイクオリティなものを作ることは出来ます。
私がノウハウを提供すれば1年あれば、誰でも譜面無しの音源のみから、CDに近いものを再現することはできるようになりますのでノウハウは公開します。
音楽経験のない方でも大丈夫です。
私などは最低クラスの技術レベルからの出発でした。学校での音楽の成績は全期間すべて1しかとったことはありません。
耳コピをやろうと思ったとき、譜面は一切読めず、音感は音が上がってるのも下がってるのもまったく不明、まして和音など皆目見当も付かず、そのレベルからの出発でした。
その最低クラスからどうやって獲得するのか経験済みです。
自分がいろいろ試行錯誤して、後で考えたら、「ああ、こうやっていれば簡単やったんや」ということはあとで振り返って気づきます。今後動画を見て頂ければ、私がやった方法よりはるかに最短で習得できるはずです。
和音は聞き取りが難しいとされる9や♭7などもどうやって聞き取れば良いのかも教えます。
今は自分で耳コピするより、この技術を最短で習得するノウハウを伝えるほうが重要だと思っています。