3.11人工地震の証明~日本人が知らねばならない真実~

役者の椎名桔平さんが主人公役で映画にもなった『雨の牙』という小説がある。
 ストーリーとしては、主人公のジョン・レインは、日本人の父とアメリカ人の母を持つ日系アメリカ人で、彼はCIAの工作員であり、そして暗殺者でもある。
 この小説に対して、翻訳家でありジャーナリストでもあるマーク・シュライバーという方は、次のように書評を書いた。

「東京は、電話が盗聴され、スパイが銃を撃ち合い、電車に乗る時には必ず自分の背後を確認する必要がある危険な街である」

 『雨の牙』は、フィクション小説ではなく、ノンフィクション小説である。
 なぜなら政治には“ウラ”があり、平和に暮らす日本人の裏側で、巨大な利益をめぐって激しい争いが繰り広げられているからだ。
 そしてこれを踏まえて言う。
「東日本大震災は人工地震だった」
 おそらく誰もが「そんなバカな!」と鼻で笑うか、あるいは怒り始めるかもしれない。
 かくゆう私自身も、「3.11震災は人工地震だった」と聞かされた時、
「なに狂ったことを言っているのだろう。もっと常識的に物事を考えるべきだ」と、耳を傾けなかったものである。
 しかし今、私は、「あの大震災はある者たちが、 悪魔にそそのかされて、人工的に引き起こしたものであり、神仏・天意をもってしても守り切ることはできなかった」と、そう確信せざるをえなくなった。
 しかしその一方で、あの震災によって、愛する家族や友人、恋人を失い、今も心に傷を負った人は多いだろう。
 あるいは未だに仮設住宅に住み、未来に希望を見出せない人もいるだろう。
 まだまだあの震災は過去のものではなく、現在進行形の出来事だ。
 だから「3.11の大震災は人工的な地震と津波だった。ある者たちの悪意によってあの大震災は起きてしまった」と語るには、最大限の注意と配慮が必要だ。
 しかし真実は真実、事実は事実であり、隠ぺいされた真実を明らかにしてこそ、地上に正義を打ち立て、悪を薙ぎ払うことができる。
 そして地上に正義を打ち立て、日本に心と物の真なる繁栄をもたらすことが、この世に生きる我々からの、亡くなった方々への弔いであり、また、未だに未来への希望を見失った方々への福音となるのではないだろうか。
 私はそう想う。
 だから私は真実を語る。