サッカーボールを銃に持ち替えた青年
非暴力を貫きカメラで記録し続ける青年
戦争のなかに生きるシリアの若者たちを追った命懸けのドキュメンタリー
2011 年に始まった「アラブの春」と呼ばれる民主化運動の波。その影響を受け、シリアでも2 人の青年が立ち上がった。サッカーのユース代表チームでゴールキーパーとして活躍していた当時19 歳の青年バセットは、そのカリスマ性から若者を惹きつけ、平和を訴えるシンガーとして民主化運動のリーダーになっていく。彼の友人で、有名な市民カメラマンである24 歳のオサマは、デモの様子を撮影し、インターネットで公開することで、民主化運動を広げようとする。バセットは歌で、オサマは映像で、それぞれ非暴力の抵抗運動を先導していたものの、2012 年2 月、政府軍の容赦ない攻撃によってホムスで170人もの市民が殺害されたのを機に、バセットと仲間たちは武器を持って戦い始める。彼らはなぜ戦い続けるのか、生きることとは、戦争とは、ふるさととは……。シリアの民主化運動の中で生きている人々の″リアル″を映し出した作品。
2015 年8 月1 日(土)渋谷アップリンク、中洲大洋劇場ほか劇場公開予定
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~まだまだあるぞ、素敵でわくわくする映画~