今週号の特集は「追悼 石牟礼道子」と森友学園問題

みなさんこんにちは。「週刊金曜日ちゃんねる」取材班です。
いつものぶっつけなりゆき誌面說明です。

今週の『週刊金曜日』の本誌の特集は「追悼 石牟礼道子」です。以下その説明です。

この春、石牟礼道子さんが亡くなった(享年90)。長い年月をかけて書き上げた「苦海浄土」三部作は、近代文明を根底から問い直す作品として社会に衝撃を与えた。本誌には編集委員として立ち上げに加わり、後には熊本市・真宗寺脇の借家を仕事場に小説「天湖」を連載してくれた。今回、ゆかりの方々の寄稿をもとにその作品世界を見つめ直し、石牟礼さんを偲びたい。

被写界深度の深さと時間軸の長さ
石牟礼道子さんが見ていた世界
高峰 武
壮大な「いのち」の連環を詩情に照らされた言葉に
闘いと祈りの生涯
若松英輔

数々の著書を通して、石牟礼道子さんの世界を語ってきた若松英輔さん。
言葉に深く沈潜し、「詩情」の結晶とも言える作品世界を照らし出す。
緒方正人さんインタビュー
「狂う」ことで見えた世界

緒方正人さんほど「石牟礼道子の世界」を体現している人はいないかもしれない。石牟礼さんの発案で「祈り」に起点をおく会をつくろうとなった折、「本願の会」と命名したのは緒方さんだった。緒方さんの目に石牟礼さんはどう映っていたのか。

『苦海浄土』が産声をあげようとする1960年代
魚に包丁を入れる安寧な姿に感銘
桑原史成
浄瑠璃芝居『六道御前』演じる金子あいさん
魂ゆさぶる言葉の力

熊本市内の施設の小さな娯楽室。観客は石牟礼道子さん一人だけ。そこで一人芝居『六道御前(ろくどうごぜ)』を演じた金子あいさんが、石牟礼作品を演じる思いを語る。

〈再録〉魂ゆらぐ刻を  石牟礼道子

そのほかの特集は。
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